1年目
舞い上がる夏
NYに来たのは2017年夏。
知り合いもいないし、一人で地下鉄に乗るのも怖いし、でも外には出たいし…ということで、平日はただひたすら一人で歩きまわりました。
アメリカのスーパーやディスカウントストアは、見てるだけでも楽しくて!
一人でブルックリンブリッジを渡って、有名なアイスクリーム屋さんでアイスを買って、写真を撮る…。お洒落なカフェのカウンターで一人ランチをして、隣の女の子にその服可愛いね、なんて言われたりして。アメリカ人はフレンドリー!異国人にも優しい!たいして英語も話せないのに…あー私ここならやっていけるかも!?なんて舞い上がっていた夏。
落ち始める秋
それが秋になるにつれ、気温と共に私の心も落ち始めます。
Instagramを見ると、日本の友人同士が集まって楽しそうにしてたり、仕事を頑張っていたり、出産して子育てに奮闘していたり…そんな友人の姿を見て、あー私は友達もいない、仕事もない、生産性がない日々を送っている…と気持ちが急降下。
もちろん土日は夫と遊びにいったり、買い物をしたり、楽しいことも沢山あったのに。一度気になってしまうとだめですね。
そこからクリスマス、年末、お正月…とInstagramに現れる楽しそうな光景!(もう見るな笑)お正月感のないアメリカの雰囲気に、さらに気持ちが急降下!笑
ESLを始める冬
何かやりたい。英語ができないと仕事も無理か?よし、とりあえず英語を勉強しよう。なんなら友達もできるはず!…と年明けからESLを始めました。
この時始めたESLが大正解で、その後アメリカ生活を共に楽しむことができる友人に出会うことができました。
ESLの質、語学力の向上がどうだったかはひとまず置いておいて、とにかく友達(日本人)が出来たことが私にとっては本当に大きかったです。
今は本帰国したり、他の州や国に引っ越してしまった子がほとんどなのですが…今でも頻繁に連絡を取りあうほど仲良くしています。やっぱり外国で、日本人の感覚を共有できるのは安心できるなぁと思います。
そんなこんなで私のアメリカ生活が軌道に乗り始めたのが一年目の冬でした。