英語学習者におすすめの本
在米4年目になりますが、いつまで経っても難しい英語。毎回ESLの後はぐったり。最近は初めて会う人に、4年目って言いたくないなぁって思ったり。笑
話せる経験や考えがない
ESLでは、ディスカッションや自分自身の経験を話す機会が多いのですが、もう言葉が出てこない。単語というよりも、まずストーリーが浮かばない。日本でそんなに面白い経験もしてないし、普通の一般家庭で、学生やって、就職して、皆が食いつくような話題がない。どうしてクラスメイトはこんなに面白い経験をしているんだろう？って思います。これは英語力ではなく、人生経験の豊かさなのでしょうか？最近は、私自身の人生経験を面白く話せる自信がないので、日本の文化を改めて学び、いつでも紹介できるようにしています。日本では普通のことでも、国が違えば変わりますもんね。ディスカッションに関しては、先生が提示するテーマに沿って話しあうのですが、環境問題や政治などの時事ネタではなく、これまで考えたことのないテーマなんです。自分は人にどう思われたいか、どんな名誉を残したいか、というテーマには困り果てました。周りが話す意見をきいて、自分の考えを作っていくことから始めます。笑 皆よくすらすら言葉が出てくるなぁと感心しちゃいます。アメリカの学校は日本よりもディスカッションや、プレゼンテーションが多いと聞いたことがありますが、ESLでさえもそれを実感しますね。自分の興味のある分野だけでなく、あらゆる場面で会話ができるよう、いろんなことに目を向けていかなくてはいけないなーと日々実感しています。
洋書を読む
スピーキングだけでなく、最近少しずつ挑戦しているのがリーディングです。個人的に、とにかくスピーキング力を身につけたいと思っていたのですが、最近はリーディングも大事だなと思うようになりました。（むしろライティングも…全て大事。笑）語彙力を増やすために単語帳をひたすらやる…という勉強法はなかなか続かないので、読みながら語彙や文法も習得していきたいなと思っています。知らない単語が出てきて全然進まないってのが現実だったりしますが。笑
そこで、ESLの先生おすすめの本を紹介します。
To Kill a Mockingbird by Harper Lee（アラバマ物語）
In Our Time by Ernest Hemingway（われらの時代）
Ender's Game by Orson Scott Card（エンダーのゲーム）
The House on Mango Street by Sandra Cisneros（マンゴー通り、ときどきさよなら）
Fahrenheit 451 by Ray Bradbury（華氏451）
The Great Gatsby by F. Scott Fitzgerald
The Giver by Lois Lowry（ギヴァー 記憶を注ぐ者）
The Notebook by Nicholas Sparks（きみに読む物語）
Of Mice and Men by John Steinbeck（二十日鼠と人間）
Animal Farm by George Orwell（動物農場）
有名な本ばかりなので、映画化されているものもあります。今はAnimal farmに挑戦しているのですが、なかなか面白いです。農場や動物に関連する単語が多く、辞書が大活躍ですが、ストーリーが面白いので意外と進んでいます。サンプルでThe House on Mango Streetも少し読みました。子供のとき、森絵都さんの小説が好きでよく読んでいたので、こういう日常の風景を切り取った物語はかなり好みです。短編集なので読みやすいと思います。
NYPLのオンラインカード
今のところ、読み始めた本は全て無料で借りています。紙の本を買えば、印をつけたり、その本に愛着が沸いたりするとは思うのですが、残念ながら最後まで続かない気もして。笑
ニューヨークの公立図書館はデジタルライブラリーカードも存在します。このコロナ禍で、オンラインで本を借りることができるのはかなり便利！登録はNYPLのサイトから簡単にでき、本を読むための専用アプリをダウンロードすれば携帯やパソコンでいつでも読むことが可能です。NYPLのサイトではsimplyEというアプリが紹介されていますが、私はLibbyというアプリを使っています。どちらのアプリも、インストール後、カードを登録すればすぐに使用可能です。貸し出し中の場合は予約もできるので、気になる本は予約しておくといいと思います。
https://www.nypl.org/library-card
リーディング熱がいつまで続くかはわかりませんが、時間のある今こそ頑張りたいなと思います。いや、頑張るって考えると疲れてしまうので、純粋に本を楽しんでいきたいです。続くかな…。笑
